もうじき1歳5ヶ月になる娘が、川崎病で入院しました。
同じ川崎病で入院される方や、東京都立小児総合医療センターへ入院される方の、少しでもお役に立てれば幸いと思い、筆を執らせていただきます。
愛称:しーちゃん
普段の様子:保育園には通っていない。
ひとりで祖父母の家に泊まったことはない。
日中はトイレまでついてくる後追い期。
おっぱいがないと昼・夜寝られない。(昼・ベビーカーか抱っこひもでも寝る。でも家なら必ずおっぱい)
夜は2~3時間で起きる。まれに6時間くらいまとめて寝てくれる。
さあ!そんなしーちゃんどうなる!?
【入院初日】※クリニックからの救急(ER)
まず看護師さんとの問診で、川崎病の条件をチェックする。
それから女医さんと、もう一度川崎病のチェックをした。
その際に、お母さんから見て、唇や手足は赤いですか?と、私のチェックも伺ってくださるのがとても丁寧に感じた。
クリニックでも川崎病のチェックをしているので、4人でチェックしたことになる。
入院を決定する大きな事だから、皆でチェックをしてくださるのが有難い。
検診では、都立小児総合医療センターの配慮が良く、耳を見る時、喉を見る時、しーちゃんを抑えつけなかった。
できそうな事は、できるだけ抑えつけずに、治療に必要の際は、身体抑制を使うなどの配慮があった。
続いて点滴針をつける。
室内から「今大事な所だからちょっと待って!笑」
いう声が何度も聞こえ、身体抑制されているのに、馬鹿力でマジックテープ剝がしてんのかな、と涙目に笑いがこぼれた。
しーちゃんを預かり、胸のレントゲンを取りに行くことになった。
付けたばかりの針を取りたくてしょうがなく、その手を抑えなだめていると、持っている診察券もしまえない程に手が足りない。
付き添いの人がいるといい。
そして抱っこひもがあるといい。
抱っこひもにしーちゃんを入れてしまえば、点滴針を外すことはできない。
レントゲンも大泣きして撮ってもらう。
二人とも男性の方だったが、「終わったよー!」「よく頑張ったね!」という声をかけてもらえて有難かった。
それから心電図を測った。
保湿剤を塗っていると、シールがくっつかないそうで、テープで固定。
泣いていると測れないそうだが、抱っこのままで良いとのことで、無事に測れた。
そのあと、いないいないばあっ!の録画を観せてもらえる。
泣いて心電図を測れない時に観るものだろうが、終わった時でも観せてもらえて、こういう心遣いが有難い。
しーちゃんは寝てしまったが(笑)
コロナ禍ということで、投薬の説明は電話。
入院案内も冊子のみ。
しーちゃんとは病棟に行くことができず、ベビーベッドの台車に乗せたら、そりゃあ泣くよね。
看護師さんが、寝転んで泣いたまま固まってるしーちゃんのお腹に手を当ててくれて、そのまま病棟へ行った。
14時半帰宅後、面会ができたそうだが、会ってもどうせ離れちゃって、悲しませちゃう…と行かなかった。
※あとでやっぱり、せめて荷物だけは持って行ってあげれば良かったと思ってる。
自分の見慣れた物が何一つない場所。
これから何が起きるか教えてくれるママもいない。
相当不安だったと思う。ごめんなさい。。。
以上が、初日の都立小児総合医療センターの入院でした。
川崎病で入院・初日(1歳4ヶ月)~東京都立小児総合医療センター(多摩)~
川崎病で入院・2日目(1歳4ヶ月)~東京都立小児総合医療センター(多摩)~
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川崎病で入院・6日目(1歳5ヶ月)~東京都立小児総合医療センター(多摩)~