川崎病で入院・3日目(1歳4ヶ月)~東京都立小児総合医療センター(多摩)~

【入院3日目・月曜日】

10時に面会へ。

病棟が空から森の5番地に移った。

(22時半頃に病棟移る電話があったんだけど、何事かとほんとびびった…)

そして、今朝のしーちゃんはというと…

泣いてたー!!

今度は座って、あーん、あーん、言ってた。

今日も声は枯れ、力のない泣きです。

森の5番地に移って、4人部屋で1人になったから、余計にさみしいね。

看護師さんも、満室であれば、他の3人の検査や様子を見に、何度もしーちゃんの4人部屋に入ってくるだろうけど、1人じゃそれもないもんね…。

ちなみに今日は、しーちゃんに会ったら、ママ!ママ!!って連呼されました。

でも、会っても笑いもしないのね、悲しすぎるのかな。

退院する頃でもいいから、笑って迎えてほしい。

しーちゃんがこの入院生活を、少しでも楽しければと願わずにはいられない。

そして今日知ったこと。

大量のおもちゃを持って行ったのに、ベッドに置いておくことはできないこと。

ベッドには、ぬいぐるみと、タオルしかなかった。

理由は、おもちゃを踏み台にして、降りては危険だから。

それは十分に分かる。

十分に分かるけれど、ぬいぐるみとタオルで、どうやって過ごしたら良いのだろう。(TVは消えてた)

どうしたらしーちゃんが楽しく入院生活を送れるか、悩まずにはいられない。

それなら、保育士さんはどうだろうか。

森の病棟には2人いるそうだ。(空の病棟は1人)

この病棟は3歳以上の子が多く、その子たちと輪になって、保育士さんは遊んでいた。

年齢が高ければ、保育士さん1人に対して多人数が見られる。

対してしーちゃんは、歩く時も、手を繋いでいないといけない。

(家では手をつながないけど、病院なので危機管理の観点から)

3歳以上の子たちと、保育士さんと、午前中から夕方まで一緒に遊んでもらうのは、難しいと思った。

そりゃそうだ、私の考えが甘い。

その他、気になったことと言えば、歩き方が変になった。

(しっかり歩くようになったのは2か月前)

ずっと座ってベッドの上にいたからかな。

あとは飲み物が、7時半~10時(朝食~間食)の間に飲んでいないようで、自分じゃ言えないしね。

10時の牛乳を100ml一気に飲み、さらにマグに入れてもらった水をまた勢いよく飲んでいた。

だからお昼ごはんが食べられなくなる気もしたけど、マグにお茶を入れてもらうようにお願いした。

【昨日の様子】

睡眠は9時~6時。

途中で泣くこともあったが、またスヤスヤ入眠したそう。

すごすぎる!!家でもぜひそうしてほしい!!(笑)

睡眠中は身体抑制(※)されていたそうだが、おそらく理由は心電図のコードが寝返りで絡まるからだそう。

病棟移動が緊急だったのか、身体抑制については、森の看護師さんに特に引継ぎがなかったそう。

それについては、空の看護師さんに伺いたいと、森の看護師さんへ申し出たら、快く応じてくれた。

そうしたフロア違いのことでも真摯に対応してくださるのは、とても有難い。

(※)身体抑制といっても、体を締め付けているわけではなく、ゆるみがある。うつ伏せにはなれなさそうだが、横には向けそうなくらい。

そんな状態でも、しーちゃんはスヤスヤ寝ているのだから、本人にとっては問題ないのだろう。

むしろ、軽く固定されて寝やすいのかもしれない。

おくるみでグルグル巻きにするとよく眠るというのを聞いたことがある。

食欲は、またもや朝は食べて、昼は私が食べさせても食べない。

夜食べるみたいだからいいのかな。

【川崎病の容体】

熱は下がっている。

発疹はアザのように紫になっている。

【ドクター】

二人体制。

30代前半の風貌で年が近く、快活な話しやすい男性。

母乳はいつまで飲ませて良いか、歯並びに影響しないおしゃぶりなど、子どもの相談にものってくださる、頼りになる方でした。

20代後半くらいの女性。

話の道筋がとても分かりやすく、多量の情報であっても、一度で理解できます。

また、些細な事でも分からないことは、調べてくださるという心遣いがある方です。

(些細な事=鉄剤の味を聞きました。もし知っていたら…で構わなかったので、調べてくださることは遠慮しました・笑)

【ソーシャルワーカーさんに相談】

都立小児総合医療センターには、療養相談や心理相談をできる所があります。

※入院案内のパンフレットに記載。

10時に受付を伺うと、待っている人は誰もいなかった。

今日はドクターから病状の様子を聞くことになっていたので、それが終わってからの相談になった。

相談したいことは、しーちゃんのメンタルケアについて。

ソーシャルワーカーさんを紹介してくださり、面談室へ通される。

その道のプロの方なので、とても話しやすかった。

一番有難かったことは、しーちゃんに会いたいと言ってくれたこと。

さみしそうなしーちゃんだったから、一人でも、会いに行ってくださる方がふえて、とても、とても有難かった。

そして、その様子を明日、病棟までいらして私に教えてくださるそう。

(お仕事があるので、もちろん行けたらだが。)

それから、看護師さんに面会時間を午前と伝えていた所を、ソーシャルワーカーさんと話して、午後に変更したくなってしまった。

その時は、ソーシャルワーカーさんから、看護師さんへ伝えてくださるとのことで、そうした連携が取れていることに驚きと感謝だった。

また、看護師さんに伝えづらいことは、ソーシャルワーカーさんから伝えてもらうこともでき、とても配慮が整っていると思った。

初めて子どもを入院させるのは、不安でいっぱいだから、こうした相談窓口があることは、とても素晴らしいと思いました。(しかもその日に対応!)

以上、入院3日目でした。

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