GARNETCROW『Rusty Rail』歌詞の意味を想像しよう!

GARNETCROW『Rusty Rail』歌詞の意味を想像しよう!

今回はGARNETCROWの『Rusty Rail』について物語を考えてみました。

最後の彼女の叫びが、切なすぎてやばい。

由利さんの歌声とともにぜひ聴いていただきたい一曲です。

解釈は完全オリジナルですのでどうかご容赦ください。

Ⅰ. 物語

Ⅱ. 蛇足解説

月の道とレールの対比

華やかではない私

いつかが指す時点

魅せられた日々を思い出して去った

待っているのは月の道の列車?

あの日が愛しく離れない

離れゆく日について

街角について

この体を運んでほしい

今も立っているの二つの意味

******************

夜が訪れると浮かび上がるもう一つのレール。

広場から町を抜けてどこまでも続いている。

この町の静けさが好きとあなたはいっていた。

美しい月の道をよく二人で一緒に歩いたわね。

人恋しさを抱いていたわけではないのに、

華やかでもない私を選んでくれたのはどういうわけでしょう。

あなたはいつしか賑やかな街に魅せられていった。

私よりも華やかな街のことがあなたの日々の思い出となって、

そうして私の所から去っていったのは、

それはもうずっと昔のいつかのこと。

今はもうレールだけが残されているこの広場で、

私はあなたの乗った列車をまだ待っているの。

この場所から離れていったあなたがね、

迎えにきてくれることを思い描いて、まだ今日も待っているの。

あなたが行ってしまえば終わる恋だと思っていた。

あなたが離れて行ったあの日。

私はあなたと一緒に最終列車に乗らなかった。

だけどあの日のことが恋しくてあなたのことが頭から離れないの

今はもうレールだけのこの道をずっと辿りゆけば、

あなたの住むきらびやかな街角へと着いて、偶然にも再会できるでしょうか。

でも、私はあなたと過ごしたこの場所から離れられない。

列車に乗って行くこともできない私。

レールを辿って歩いていくこともできない私。

私が待っているのはただ一つあなたが乗っている列車。

私もレールと同じようにサビてしまって、

もう間もなく経ったら私の体を運べるから。

名前の知らない駅でもいい。

かろうじて今も立っているこの場所から、

思い出に縛られて動けないこの場所から、

少しでも近くあなたの元へ運んでほしい。

******************

次より蛇足解説です。

物語を構成するに至った考察をまとめてあります。



月の道とレールの対比


Rusty Rail(錆びたレール)というくらいなのでレールはマイナスイメージ。

レールと似た意味で使われる月のつくる道はプラスイメージで考えました。

【レール:-】

①君へ続くはずのレール=続いてはいないということですね。

②Rusty Rail(錆びたレール)

③一緒には行けなかった

【月の道:+】

①どこまでも続く永続性

②美しい月の道

③一緒に歩いた

月の道が出る所は遮るものがない広いところ=広場

月の道とレールは広場にあったのだと思います。

街へと続くレールを進みたかった彼ですが、

その時は叶わず彼女と二人で月の道を歩いていたのかなと思ったり。

(最終的には一人で列車に乗って行ってしまいましたね…)

【原文】

夜の訪れ月のつくる道

この町の静けさが好き といってたね

【物語】

夜が訪れると浮かび上がるもう一つのレール。

広場から町を抜けてどこまでも続いている。

この町の静けさが好きとあなたはいっていた。

美しい月の道をよく二人で一緒に歩いたわね。

⇒【物語】へ戻る

華やかではない私


私とはどのような人か考えてみました。

①選んでもらった=自分から行動をするような人ではない。

②(賑やかな街に)魅せられた日々を思い出して彼は去った

③私はまだ列車を待ってる・今日も待ってる

彼は街へ憧れ列車のレールを進みたい人だとすると、

彼女は大人しそうで物静かなまさに月の道のような人でしょうか。

そうすると街と彼女は対比のようになっていて、

賑やかな街に対して彼女は華やかではないという考えになりました。

【原文】

いつか君は賑やかな街へと

魅せられた日々を思い出して去った

【物語】

あなたはいつしか賑やかな街に魅せられていった。

私よりも華やかな街のことがあなたの日々の思い出となって、

そうして私の所から去っていったのは、

それはもうずっと昔のいつかのこと。

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いつかが指す時点


”いつか”を解釈するには、

過去と未来の二つの意味で考えると良さそうです。

いつかのことでしたの過去

⇒彼が街に魅せられて去っていったのは昔のこと

という意味のいつか。

いつしかの未来

しだいに彼は街に魅せられていった

という意味のいつか。

①+②を合わせると…

⇒いつしか彼は街に魅せられこの町を去っていったのは、

もういつか分からないほどの昔のこと。

もう昔のことよ…という過去の意味で、

いつかを考えてみると、彼女はもう老婆だという視点もありかと思います。

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魅せられた日々を思い出して去った


ちょっと不思議な言い回しだと思いました。

魅せられて去るのならわかるけれども、

思い出して去る、わざわざ言葉を足す理由が引っ掛かりました。

思い出していたのは街に魅せられた日々だけではなくて、

華やかではないけれど彼女と過ごした日々も思い出していたのではないか?

だって彼は最初、この町の静けさが好きだと言っていました。

どういうわけか私を選んでくれました。

そして、いつしか街に魅せられて…

彼はずっと葛藤していたのではないでしょうか。

そして、ついにどちらか選ばなければならない時がきた。

街に魅せられた日々彼女と過ごした日々を天秤にかけて、

街に魅せられた日々を思い出して去った。

そして、どちらか選ばなければならない最後といえば、

おそらく街へ続く最後の列車のことではないでしょうか。

待っているのは月の道の列車?


街に魅せられて去ってしまった彼。

今はもうレールだけが残っていて私は列車を待っている。

といわれれば、彼は列車に乗って去ってしまったと考える。

しかし、レールと似た意味が歌詞の最初に出てきているんです。

それが、”月のつくる道”

レールが月のを指しているとすれば、

ほら、広場にはレールの他に月の道もありましたよね!

(完全な創作ですが…)

それならレールが月の道を指していてもいいんじゃないかと思ったり。

まぁ、そうするとその後出てくるレールとつながらなくなるんで完全な蛇足なんですが…

月へつながる月の道の列車を彼女は待っているとしたら….

まるでかぐや姫のようで、月へ帰って全てを忘れてしまいたい。

そんな想像も素敵かと。

はい蛇足ですみません…

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あの日が愛しく離れないよ


不思議な言い回し第二弾です。

あの日々が愛しく離れないというなら分かりますが、あの日と限定的です。

あの日とはどの日なのでしょうか?

まずは愛しいの意味をみてみましょう。

【愛しい】

①かわいく思う

②恋しく煩わしい

あぁ愛しい人よ…

と恋しい気持ちで離れてしまった日があの日とすればどうでしょうか?

彼が最後の列車で街へ行ってしまった日。

彼はただ列車に乗って行ってしまったのではなく、

街へ続く最後の列車に乗って行ってしまった。

しかし、その時の私は行きずりの恋だと思っていたから一緒に乗らなかった。

今となれば…とんでもない後悔ですね。

だから、彼女にとってはあの日が愛しくて(恋煩わしくて)頭から離れないのでしょう。

【原文】

行きずりの恋だと思ってた

あの日が愛しく離れないよ

【物語】

あなたが行ってしまえば終わる恋だと思っていた。

あなたが離れて行ったあの日。

私はあなたと一緒に最終列車に乗らなかった。

だけどあの日のことが恋しくてあなたのことが頭から離れないの。

★おまけ:行きずり(の恋)について

①かりそめの(恋)

②その程度の(恋)

しかしこの意味を知らなかった私は、

行ったきりみたいな意味でとらえていました。

行ったきり、一方からしかいけない、片道、片思い、

おお、まさにRusty Rail(錆びたレール)、なんて思っていました(笑)

ところが、行きずりは行き擦りとも書くようなんです。

あ、ほんとにRustyRailにつながったかしら、なんて。

そうすると行ったきりになってしまったのは、

なんだろうと考えてしまったり。

(間違った意味ですが…)

あ!

最後に私の体を運んでほしいってあったから、

最後の列車のあの日に私の心・魂だけがあなたの所へ行ったきりみたいな!

はい、蛇足です。

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離れゆく日について


この場所を離れ行く日を思い描いて今日も列車を待っている。

いったいどんな気持ちでどんなことを思い描いて待っているのでしょうか。

気になったのが、あの日が愛しく離れない、離れゆくを思い描いている、

離れゆくでも意味は同じなのに、

”日”でつなげているのは何か理由があるのではと思いました。

あの日最後の列車で彼が街へ行ってしまった日だとすると、

離れゆくで思い描いているのは、空っぽの列車を待っているのではなくて、

彼が乗った列車を待っているように感じました。

そして、もう一つ。

あの日は愛しくて離れないけど、

もう一方は離れゆく日を思い描いている。

言葉だけに注目すると、

彼女がずっと待っている理由が見えたような気がします。

あの日が愛しくて離れられないけど、

離れゆく日を思い描いている。

それなら何か離れられない理由があるのか?

離れないが指す二つの解釈を考えてみました。

表:あの日行ってしまったあなたのことが恋しくて頭から離れない。

裏:愛しかったあなたと過ごしたこの場所から離れられない。(離れられないだけの意味として)

彼女は矛盾に直面して動けなくなっている。

この町から離れてあなたの元へ行きたいけれど、

あなたと過ごしたこの場所に縛られて動けない。

だから、空っぽの列車を待っているわけではなくて、

彼が乗った列車を待って、迎えにきてくれることを思い描いている。

【原文】

今はもうレールだけが 残されてるこの広場で

私はまだ列車を待ってる

この場所から離れゆく日

思い描き今日も待ってる

【物語】

今はもうレールだけが残されているこの広場で、

私はあなたの乗った列車をまだ待っているの。

この場所から離れていったあなたがね、

迎えにきてくれることを思い描いて、まだ今日も待っているの。

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街角について


もしレールを辿ってみたらという想像ですね。

これは彼女が彼に会いに行くという想像なので、

街角でばったりというイメージを膨らませて再会という形にしました。

【原文】

今はもうレールだけのこの線をずっと辿りゆけば

あなたの住むきらびやかな街角へと着くのでしょうか

【物語】

今はもうレールだけのこの道をずっと辿りゆけば、

あなたの住むきらびやかな街角へと着いて、偶然にも再会できるでしょうか。

でも、私はあなたと過ごしたこの場所から離れられない。

⇒【物語】へ戻る

この体を運んでほしい


この体を運んでほしいとはどのようなシチュエーションで耳にするでしょうか?

私が思い浮かんだのは戦地の死の間際です。

この体を母国へ運んでほしい…

というのが強いイメージとしてありました。

彼が去ったのはもうずっと昔のいつかのことで、

彼女はまだ列車を待っていて、

レールはサビていく。

彼女も年を取りもう先が長くないような気がしました。

今も立っているの二つの意味


①かろうじて今も立っているの意味

⇒ご老体の体だとしたら立っていることしかできず、

誰かに運んで(手伝って)もらわないともう歩けないのかもしれません。

②この場から離れられず立っていることしかできない

⇒レールがサビて自分も老いてもなお、

どうしても思い出に縛られてこの場所から動けない。

ただ、立っていることしかできない。

だから、私を運んでほしい。

【原文】

サビてゆくよ ただ一つの君へ続くはずのレール

名前も知らぬ駅でもいい

この体を運んでほしい

今も立ってるこの場所から

【物語】

列車に乗って行くこともできない私。

レールを辿って歩いていくこともできない私。

私が待っているのはただ一つあなたが乗っている列車。

私もレールと同じようにサビてしまって、

もう間もなく経ったら私の体を運べるから。

名前の知らない駅でもいい。

かろうじて今も立っているこの場所から、

思い出に縛られて動けないこの場所から、

少しでも近くあなたの元へ運んでほしい。

長文読んでくださりありがとうございました。

歌詞の意味を想像すると、より深く世界観に入りこめます。

あなたにとってこの歌がもっと深くなったのであれば幸いです。

そのほかGANETCROWの歌詞を想像してみたは、記事上部の「GARNETCROW」で閲覧できます♪



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