GARNETCROW『flying』歌詞の意味を想像しよう!

GARNETCROW『flying』歌詞の意味を想像しよう!

※この記事は約15分で読めます!
※テイルズオブエターニアのネタばれを含みます!

テイルズオブエターニアの主題歌でもあったflyingのテーマは…
「君と一緒に飛んで逝きたかった」!!!

今回は歌詞からみた物語を最初に見ていき、最後にエターニア版を紹介したいと思います!

まずはこの歌詞のテーマである「死」がどれくらい詩の中にあるか、さらっと見ていきましょう!

 

【死を感じる言葉】

季節はずれの beach side
に隠れた
君の横顔は何をみつめてるの?

人は誰もが皆
何かを背負ってる
だけど ふとよぎる不安
消せやしないよ

僕らは何一つ
知ることない未来の為に
手に入れたり投げ出したりして
儚く誘う行方めざして

flying gone
夢見る様に 墜ちてゆくの
君の中へ
恐れないで傷ついたら
きっと 切ない優しさを抱いてる

flying fall down
羽ばたきながら 墜ちてゆくの
君の傍へ
何も ナイ 明日がくる瞬間(とき)は
君に出会えた奇跡胸にだいて
ネムラセテ…

君を信じる程に ねぇ
傷は深くて…
私以外のものすべて
消し去りたいよ

気づいた時には もう
ただ走る続けることに
安らぎさえ感じていたなんて…
イミジキアスヲ 飛び越えてゆけ

flying fall down
旅立つならば
朝も昼も夜もなくて
君のめぐる輪廻の果てへ
二度と帰らぬ三途の川(かわ)のほとりまで
飛び出すの

flying gone
もつれてゆくよ
君の アイ life すべて求め
you&me
もう別の生活(ひ)を灯す
君のいない明日なんていらなくても…

flying fall down
羽ばたきながら 墜ちてゆくの
君の傍へ
何も ナイ 明日がくる瞬間(とき)は
君に出会えた奇跡胸の中
最期に私を力強く抱いて
ネムラセテ…

 

それでは続けて歌詞をみていきましょう!

 

”季節はずれの beach side
夜に隠れた
君の横顔は何をみつめてるの?”
(季節はずれの浜辺で君とふたり。あっという間に日が暮れてしまった。
君は一体何を考えていたのだろう。)

 

・この節の全体像
季節はずれ、そして夜、という言葉から明るい話ではありません、
季節外れということは秋~冬。閑散として静かな浜辺というイメージです。
また、ここでの、みつめる、は最後のサビのアイ(eye)につながるものと考えられます。

 

”人は誰もが皆
何かを背負ってる
だけど ふとよぎる不安
消せやしないよ”
(君だけじゃなくて、人は誰もが皆何かを背負ってるから。
そんなに気にするようなことじゃないんだけれど、もし、それが、
君の命があとわずか…と、ふとそんな考えがよぎってしまって、
一度そんな不安を覚えてしまったら簡単に消せないよ)

 

・何かを背負ってる
これは冒頭の、君の横顔は何をみつめてるの?=君は何を考えているの?という歌詞からつながっていると考えました。

 

・だけど ふとよぎる不安

全体から漂う死の気配から、君の命はもうあとわずかなんじゃないか。と考えました。

 

”僕らは何一つ
知ることない未来の為に
手に入れたり投げ出したりして
儚く誘う行方めざして”
(僕らは不明確な未来なんかの為に、
手に入れさせられたり、諦めさせられたりしながら、
儚く誘う死をめざすしかない)

 

・知ることない未来の為に
~の為に、という言葉は、ポジティブorネガティブ?
「あなたの為にやったのに」という言葉が、私はすぐ浮かんできてしまい、
どうもネガティブな感じが拭えなかったので、ここでは未来というものが、希望ではなくマイナスイメージを持っていると考えました。

 

・儚く誘う行方めざして
行方には、進んだ先の目的地という意味があります。
では、儚く誘われる目的地とはどこだろう?と考えたとき、この歌詞全体に漂っている死のイメージから、終着点である死ではないかと推察しました。

 

”flying gone
夢見る様に 墜ちてゆくの
君の中へ
恐れないで傷ついたら
きっと 切ない優しさを抱いてる”
(あわただしく日々が過ぎ去って。夢見る様に君の中へ墜ちてゆくの。
君の心に触れるように、傷つくことを恐れないで聞いてみたら、きっと君の切ない優しさがみえるよね)

 

・goneには再生と死のニュアンスがある
be dead and gone(死んでしまった)
be three month gone(妊娠3か月)
※月日を表す名詞のあとにgoneを置くと、ある期間妊娠している、という意味になるそうです。
ここまで考えて、goneと、墜ちてゆくの君の中へ、を選ばれたかどうかは分かりませんが、当たらずとも遠からずな気がします。輪廻という言葉も出てきますので、僕が死んで君の中へ宿る。という解釈もありかと。

 

・君の中へ
君の中へ、という言葉は君の子宮へ、とも考えられますが、もう一つ。
君の心の中、とも考えられると思います。君の心の中へ入って、傷つくことを恐れないで触れてみたら(聞いてみたら)、余命わずかなんだ、という僕に隠していた切ない優しさがそこにはあったんだと思います。
これは、君の横顔は何をみつめているの?という疑問の答えだと思います。

 

・切ない優しさ
冒頭のビーチサイドのシーンで、君は何か悩みを抱えていました。
その答えというのは、僕にとっては、不安で傷つくようなことかもしれない。
君の考えられる答えとしては、余命が迫っているとか、僕のことも好きだけど、他に好きな人ができたとか、遠くの海外へ行かなければならないとか、そういう類のものではないかと思います。そこには全て、僕への想いが溢れていて、その答えを知ることで、僕が傷ついてしまうんじゃないかという想いから隠していた。という君にとっては抱えることが苦しかっただろう、という切なさと優しさ、だと思われます。

 

”flying fall down
羽ばたきながら 墜ちてゆくの
君の傍へ
何も ナイ 明日がくる瞬間(とき)は
君に出会えた奇跡胸に抱いて
ネムラセテ…”
(崖から飛び降りるように。君の傍をめざして羽ばたきながら墜ちてゆく。
死の瞬間は君に出会えた奇跡を胸に抱いて眠らせて)

 

・flying fall down
fall downは落ちるという意味ですので、飛び落ちる。という所から、飛び降りるようなイメージを持ちました。

 

・何もナイ明日
死んだら無になる。という所からイメージしました。

 

”君を信じる程に ねぇ
傷は深くて…
私以外のものすべて
消し去りたいよ”
(君を信じれば信じるほど。ねぇ、本当は嘘なんじゃないかって、疑ってしまって、傷が深くなるから。君も、君だけじゃなくてみんな、いなくなってしまえば傷つかなくてすむのに)

 

・意訳
君を信じるというのは、例えば、今にも死にそうな変な咳をしているのに、大丈夫だから。と言われたことも信じなければならないということ。それに対して周りも大丈夫、心配ないよ。という言葉が、私を傷つけるから、それなら皆いなくなってしまえば、こんなに傷つかなくてすむ。ということだと考えました。

 

”気づいた時には もう
ただ走る続けることに
安らぎさえ感じていたなんて…
イミジキアスヲ 飛び越えてゆけ”
(気づいた時にはもう何も考えないで生きていくことに、
安らぎさえ感じていたなんて悲しい。
素晴らしくも酷い明日を、より良い明日になるようにしたい!)

 

・イミジキ
古語:イミジキは文脈によって意味が正反対になる言葉です。現代の似た言葉としては、ヤバい、が挙げられます。やばーい!!って喜んだり、やばいよ..って冷や汗流したり。
古語:イミジキでは、素晴らしい。ひどい。が文脈によって変わります。
また、現代:イミジキでは、のっぴきならない、並々でない様子、という意味になるそうです。なので、二つの意味を合わせて、素晴らしくも酷いにしました。明日を向かえる、つまりは生きていくということは、素晴らしくも酷く、また、並々でないことだというニュアンスが伝わるイミジキという言葉を選ぶセンスが素晴らしいです。

 

・ただ走り続ける
この歌詞は、私以外のものすべて消し去りたいよ、からつながっていると思います。
ただ走り続けている時というのは、忙しくて、あっという間に過ぎ去ってしまう時です。そうした所から、何も考えないで、という解釈にしました。

 

・飛び越えてゆけ
飛び越えるという言葉は、飛んで上を超える、という意味です。
上を超えるというところに焦点を当てて、イミジキアスの上を超える。つまりは、イミジキアスより良いものにしよう!としました。

 

”flying fall down
旅立つならば
朝も昼も夜もなくて
君のめぐる輪廻の果てへ
二度と帰らぬ三途の川(かわ)のほとりまで
飛び出すの”
(羽ばたきながら墜ちてゆく。
死はいつだってそこにあるから、僕は君のめぐる輪廻の果てへ向かう為に、
二度と戻らない三途の川まで勢いよく行くよ)

 

・旅立つならば朝も昼も夜もなくて
旅立つを死としました。そして、朝も昼も夜でもない、というのは言い換えればいつでも。
というところから、死はいつだってそこにある。としました。

 

・君のめぐる輪廻の果て
輪廻の果てとはおそらく、輪廻から解放された解脱。涅槃。無我の境地。のことだと思われます。

 

・二度と帰らぬ三途の川(かわ)
輪廻から解放されると、もう輪廻転生することはないので、繰り返し訪れた三途の川へはもう二度と帰らないよ。という意味になると思いました。

 

・この歌詞の解釈(私は)AへBまで飛び出すの
このフレーズを難しくしているのは意味深な言葉と助詞かなと思い、分かりやすくする為に、(私は)A(君のめぐる輪廻の果てへ)へB(二度と帰らぬ三途の川(かわ)のほとり)まで飛び出すの。というようにAとBで表記してみます。
(私は)AへBまで飛び出す。=私はAへ向かってBまで飛び出す=私は輪廻の果てへ向かう為に(二度と帰らぬ)三途の川まで飛び出す=私は輪廻の果てへ向かう為に二度と帰らない三途の川まで勢いよく行くよ(※飛び出す=勢いよく行く)

 

”flying gone
もつれてゆくよ
君の アイ life すべて求め
you&me
もう別の生活(ひ)を灯す
君のいない明日なんていらなくても…”
(飛び去って。もつれてゆくよ。君の愛や命すべてを求めてしまう。
僕と君、もう離れて暮らさなければならないから。君のいない明日なんていらなくてもいい)

 

・AZUKI七さんの歌詞に時おり現れる大人シーン
君の・アイ・life・すべて求め、もつれるのが最高。そう感じるのは私だけ!?💦

 

・君のアイlife
アイと読めばおそらく、愛のことだと思いますが、lifeが英語なので、アイも英語にしてみると、eyeになる。
eyeが示すのは、冒頭の君の横顔は何を見つめてるの?そうした君の見つめる先、君の抱える悩み、さえも求めてしまう。という解釈もできると思います。
lifeは、命・生活・人生。そうした君の全てを求めてしまう。ということです。

 

・もう別の生活(ひ)を灯す
もう一緒に過ごすことはできない。ということを、些細な日常のシーンを使って、生活(ひ)を灯すと表現されるところに感動しました。暗い夜に家々の明りが灯る情景が想像できます。

 

”flying fall down
羽ばたきながら 墜ちてゆくの
君の傍へ
何も ナイ 明日がくる瞬間(とき)は
君に出会えた奇跡胸の中
最期に私を力強く抱いて
ネムラセテ…”
(崖から飛び降りるように。君の傍へ羽ばたきながら墜ちてゆく。
死の瞬間、君に出会えた奇跡はもう胸の中にあるから、最期に私を力強く抱きしめて、眠らせてほしい)

 

・この節の全体像

これは最後の最期まで一緒にいたい、ということが表現されているフレーズだと思いました。シーンとしては、先に逝ってしまう君に対して、私が死ぬ時は、君に力強く抱きしめてもらって、眠りにつきたかった。=つまりは果たされていない願望、と私は考えました。

 

それでは続いて、flying・エターニア版を見ていきましょう!

 

僕=リッド 君=ファラ にはしていません。
1番リッド視点。2番ファラ視点。にしています。
また、この歌詞全体のテーマとしては、ファラの過去を採用しています。
(※ファラの過去:幼少の頃にファラは立入禁止区域へ星の欠片を取ってきてとリッドとその友達を行かせた。その結果、悪の化身が復活してしまい、ファラたちの村は壊滅した。ファラは立入禁止区域だと知っていながら、遊びの一環で、取り返しのつかないことをしてしまった事を、大人になった今でも後悔している)
歌詞内にはエターニアと合わない箇所がいくつかあります。ご承知おきください。

 

”季節はずれの beach side
夜に隠れた
君の横顔は何をみつめてるの?”
(いつも笑っているお前が、時々、遠くを見ているような気がする)

 

・君の横顔
エターニアのオープニングではリッドの横顔が映されていますが、flyingの歌詞内ではファラの横顔にしました。
ファラが遠くを見ている=何かリッドに言えないようなことがある。

 

”人は誰もが皆
何かを背負ってる
だけど ふとよぎる不安
消せやしないよ”
(人は誰だってみんな何かを背負ってるから、別にお前だけが特別ってわけじゃねーけど。ちょっと気になるよな)

 

・何かを背負ってる

ここでファラが背負っているものが、先ほど挙げた、自身の行いによって村が壊滅してしまった過去です。
AZUKI七さんのすごい所は、歌詞を一つの物語として描いているなかに、テーマソングであるエターニアを潜り込ませている所にあると思います。

 

”僕らは何一つ
知ることない未来の為に
手に入れたり投げ出したりして
儚く誘う行方めざして”
(お前が何を背負って、この先どうなるかなんて想像もつかないけど、俺にできることがあるんなら、一歩一歩前に進んで行くしかねーよな)

 

”flying gone
夢見る様に 墜ちてゆくの
君の中へ
恐れないで傷ついたら
きっと 切ない優しさを抱いてる”
(ファラ、お前が何を抱えてるか知らねーが、お前の言えない苦しさってのは、俺たちへの優しさなんだろ?)

 

・flying gone 夢見る様に 墜ちてゆくの
言わずもがな、エターニアをプレイした方であれば、象徴的なシーンですね。
リッドたちは戦いの果てに宙へ投げ出され地上へ墜ちていきます。その墜ちていくシーンを”夢見る様に”と表現されているのが素晴らしいです。恐らく宙へ投げ出される程の衝撃で気絶?あるいは死んでる?というように目をつぶりながら墜ちていくので、その目をつぶっている描写に対して”夢見る様に”
加えて、またファラに会えるように、という夢を込める意味で”夢見る様に”という二つの意味が込められた素晴らしいフレーズです。

 

・君の中へ 恐れないで傷ついたら きっと切ない優しさを抱いてる
ファラが俺にも言えないようなことを聞くことは怖い。(二人は幼馴染)自分が傷つくかもしれないけど。でも、ファラの心に触れて、その真実を知ることができた時は、きっと、お前の言えなかった苦しさ(切なさ)は俺たちへの優しさだろうなって想像がつく。

 

・flyaing(おまけ)
flyingという言葉には、 あわただしいという意味があるそうです。
a flying visit=あわただしい訪問
これがまたファラっぽくて、すごくいいなぁと思いました笑

 

”flying fall down
羽ばたきながら 墜ちてゆくの
君の傍へ
何も ナイ 明日がくる瞬間(とき)は
君に出会えた奇跡胸にだいて
ネムラセテ…”
(どーせ死ぬんなら、最期はお前の傍で死にてーな)

 

・君の傍へ
1番をリッド視点にすると、ファラが先に墜ちていて、その後にリッドが墜ちてくる構図になりますが、エターニアのエンディングでは、リッドの後に、ファラがぽすっと隣に墜ちてくる構図になっています。
なので、ここでは、墜ちてゆく(=墜ちたら死ぬ)なら、ファラの傍で死にたい。というイメージにしました。

 

”君を信じる程に ねぇ
傷は深くて…
私以外のものすべて
消し去りたいよ”
(リッドのことすごく信じているよ。でも、それなのに言えないって、あの出来事がどんなに私にとって辛い事だったか思い知らされちゃうよ。リッドがいなければ。こんな事、思い出したりしないのに)

 

”気づいた時には もう
ただ走る続けることに
安らぎさえ感じていたなんて…
イミジキアスヲ 飛び越えてゆけ”
(そんな自分が嫌だったから。だから私は明るく前向きにならなきゃって思ったの。大丈夫。イケる!イケる!って…。過去の自分を受け入れて、私は前に進んでいくよ!)

 

・この節のイメージ
過去の出来事により内気になってしまった自分を乗り越える為に作られた新しい自分。でもそれは幼少の頃のあの出来事が起こる前の自分と、本質的には似ている自分で。過去の出来事による作られた自分は、多少無理をしていることもあったけれど、それら全てを受け入れて、いつも通りに前へ進んでいく!

 

・ただ走り続ける
ここもすごくファラらしいな、と感じた箇所です。
ファラの存在自体が駆け抜けていくような感じですからね。

 

”flying fall down
旅立つならば
朝も昼も夜もなくて
君のめぐる輪廻の果てへ
二度と帰らぬ三途の川(かわ)のほとりまで
飛び出すの”
(これで全てが終わったんだね。そういえば、旅立ちは突然で、最初は河を下ったりしたんだよね。リッドとならきっと、どこまでもいけるって思いで、ここまで来られたよ)

 

・イメージシーン
最終決戦の衝撃で宙に投げ出され、地上へと墜ちていく中、ファラが回想している。

 

・旅立つならば
ここもまたファラらしさと言えるところです。
エターニアの始めの頃に、旅立ちにはしゃぐファラがいました。
旅立ちは突然だよ!とまでは言ってなかったような、言っていたような、そんなキャラクターだったので、この歌詞は的確にファラというキャラを捉えていると思いました。

 

・三途の川(かわ)のほとり
これは偶然か分かりませんが、エターニアの始まりの頃に、川のイベントがありました。ラシュアン河の桟橋、で、河を下って新しい目的地へ行くという流れでした。

 

”flying gone
もつれてゆくよ
君の アイ life すべて求め
you&me
もう別の生活(ひ)を灯す
君のいない明日なんていらなくても…”
(オレ達は帰るんだ!一緒に!!うん!イケる、イケる!)

 

・3番について
歌詞においてサビというクライマックスで、1番と2番とも異なる3番を用いているという所から、エターニアのラストシーンをイメージしました。
you&meのようにリッドとファラが二人登場するところや、もつれる=(二つ以上のものが)からまる、というところから、3番は二人が共にという印象があります。

 

・もう別の生活(ひ)を灯す
生活のイメージが強いのはファラよりリッドです。ファラは旅立ちたくてしょうがない、一方で、リッドはこのまま変わらない生活が良い。という考え方でした。また、最後の大事な場面に、リッドがファラに言った遺言のような言葉が、「ラシュアン戻ったら、腹いっぱい食いてぇな。ファラのオムレツ」という生活感溢れる言葉でした。リッドに引っ張られて生活という言葉が選ばれたような気さえします。(GARNETCROWの歌詞に生活というのは少し違和感アリ…)

 

”flying fall down
羽ばたきながら 墜ちてゆくの
君の傍へ
何も ナイ 明日がくる瞬間(とき)は
君に出会えた奇跡胸の中
最期に私を力強く抱いて
ネムラセテ…”

 

・君に出会えた奇跡”胸の中”
このフレーズは1番とほぼ同じです。異なる箇所はほんの一部、胸に抱いて、が、胸の中に変わっているところ。
胸に抱いて、というのは、自分一人で想いを抱きしめていた印象がありますが、この3番では、私を力強く抱いて、となって傍に相手がいるような感じがします。
エターニアのラストシーン。空から墜ちてきたリッドの隣にファラがぽすっと墜ちてきて、並んでいる二人を映しながらフィードバックしていくシーンが思い浮かぶ、締めくくりに最高の歌詞だと思いました。

 

・ネムラセテ…
最期、という死を言わんとする言葉に、ネムラセテ…で終わってしまう歌詞に、これって死んじゃうの!?と考えてしまう歌詞ですが、エターニアのラストシーンでは、ちゃんとリッドとファラも生きています!!なので、空から墜ちた時は、死ぬんだ、と思って、それなら最期はファラ(orリッド)の傍で死にたい。という願い!ということになると思います!!

 

以上!最後までご覧くださりありがとうございました!

ここってどういうこと?という疑問がございましたら、お問い合わせ、あるいは、ツイッターのメッセージ(@sarubianohako)にぜひご連絡ください!!

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