GARNETCROW『夕立の庭』歌詞の意味を想像しよう!

GARNETCROW『夕立の庭』歌詞の意味を想像しよう!

『夕立の庭』のテーマは「大切な人が二人いる苦悩」です!!

まずはこの歌詞においての三つの確定事項をみてから、歌詞の意味を考えていきます!

 

・1人称は彼女

夕立の庭ではラストメロディに、歌詞に載らない英語が出てきます。いかんせん聞き取りづらいので、sheなんだかheなんだか、というところですが、たぶんshe。

まぁ、正直、どっちであっても問題はないのですが、せっかくヒントが出ているので、1人称は彼女とします。

 

・彼女には付き合っている人がいる

”唐突に出合う運命と重ねてきた毎日”という歌詞があります。

ここから唐突に出合う運命を、新しく出会ったった人。重ねてきた毎日を、付き合っている人とします。

・夕立の庭で新しい人に出会った

下記の英語は歌詞に載らないラストメロディの部分です。

耳で聞いているだけなので不確かな情報であることは否めないのですが、この歌のキーとなる夕立の庭で何があったのか描かれていました。

()は聞き取りづらい箇所です。

”(It’s the) summer rain.”

(夕立の庭で)

直訳は夏の雨ですが、せっかくタイトルに夕立とあるので、夕立を採用します。そうすると、この歌詞の中で夕立が示している場所は、庭、夕立の庭ということになります。

”When he is calling like,like the falling love”

(たまたま彼に出会って、恋に落ちたみたい)

callは電話をする以外に、少し立ち寄るという意味があるそうです。

Please call again.(またお越しください)といったように。なので、少し立ち寄ったら恋に落ちたと。calling like,like という英文はちょっと和訳しづらいのですが、とにかく夕立の庭で恋に落ちたということが分かれば十分かと。

”(Move the) shining away.”

(光が遠ざかっていって)

move awayで遠ざかるという意味があります。moveはちょっと聞き取りづらいのですが、away自体にも同じ意味があるので遠ざけるという意味で間違いないかと。

恋に落ちているのに光が遠ざかるというのは、恋をしてはいけなかったのに、というニュアンスだと思います。

それではこの三項目をおさえて歌詞の意味をみていきましょう!

 

”今日買ったばかりのレコードを

抱えたままでいつものカフェ

先送りした小さな幸福(しあわせ)”

(今日買ったばかりのレコードを抱えたままいつものカフェに入る。

帰ってから楽しみがあるのって幸せ)

 

・歌詞とは関係ないけど面白いところ

歌詞と無関係の余談です。

最初の3行は体言止め(文末を名詞で終わらせる)になっています。

それをあえてレコード「を」を入れたり、メロディではカフェ「さ」でちょっとリズムを崩したアンバランス感が面白いなと思いました。

 

”上昇気流の淡い日々

無いものねだりの毎日が

振り返れば今愛しくさえ思う”

(ふわーっとぼんやりした日々に、些細なことで喧嘩する毎日だけれど、今振り返れば愛しくさえ思うよ)

 

・この節の全体像

”愛しくさえ思う”を起点としました。これは”振り返れば”愛しくなる、ということ。普段は全然そんなこと思わないんだけど、(別れるなどで)過去を振り返ると愛しくなるということです。なので、~日々と~毎日は、マイナスイメージで捉えました。上昇気流=ふわーっと(のぼっていくような) 淡い=ぼんやり

 

・”無いものねだりの毎日”

かなり優しく言っていますが、相手に対してこうだったらいいのに、ああだったらいいのに、という無いものをねだる毎日。つまりは不満があったと。優しい表現になっているので、大きな喧嘩ではなく、些細な喧嘩としてみました。

 

”心に決めた事がある

もう二度と君のせいで傷つかない”

(心に決めた事があるの。私はもう二度と君のせいで傷つかない)

・この節の全体像

君のせいで傷つくってどんなことでしょう。君から何かマイナスのことを言われて傷つくこともあるだろうし、君がとても優れていて、それを見ていると自己嫌悪になる、ということも考えられます。この節からは、何度も何度も、君のせいで傷つかないようにしようと思ったけれど、毎回繰り返してしまったという背景が伺えます。同情で別れられなかったのか、結婚しているのか、どちらでも考えられそうですが、ここでは結婚している方を選びます。なぜなら、変えることのできない結末、と考えた時に、付き合うよりも結婚をしている方が変えられなさそうな未来だからです。

それから、心に決める事の程であれば、結婚している相手と別れてもいいようなものですが、決めたことは、傷つかないこと。今後も、今の相手と関係を続けていくことが伺えます。

”海の底で目覚めるよう

遠い光を思い出していた”

(そう決めたけれど、それは冷たく真っ暗な海の底で目を覚ますようで、私は遠い光を求めるようにあの夕立の庭を思い出していた)

・遠い光

最後の英文にあったshining away 遠ざかっていった光につながると思われる為、遠い光が示す場所は夕立の庭、ということにしました。

”あの日夕立の庭で

気づいてしまった事がある

変える事出来ない結末も(みらい)

この世にはあること”

(あの日夕立の庭で、新しい人に出会ってしまった。私はもう結婚しているから、あなたと恋をすることはできない。世界には夢や希望が溢れている文句が多いけれど、最終的にはどうしようもできないことだって、この世界にあるのが現実だ)

・どうして未来と書かずに結末にしたのか

未来だと希望をもってしまうから。結末には最終的な、という意味がある。

最終的には変えることができないこともある。ということです。

”唐突に出合う運命と

重ねてきた毎日を

秤にかけ眺めているバランス”

(突然出会ったしまった新しい人と、毎日を積み重ねてきた結婚している相手を、どっちが大切か秤にかけて眺めてみる。困ったことにどちらも大切だ)

・バランス

ここではバランスが整っている、という意味を採用しました。その理由は、もし結婚している相手を嫌いであれば、夕立の庭で新しい人に恋をして、大変かもしれないけれど、離婚して新しい人と付き合えばいい。でもそうできない理由があるとしたら、今結婚している相手も、”振り返れば愛しくなってしまう”大切な人なのではないかと思ったからです。

”色んな想いが混ざり合って

ただ涙みたいに止まらなかった”

(新しい人に会いたいけど、今の人がいるからそんなことできない。そもそも好きな人がいる時点で、今の人に申し訳ない気持ちでいっぱい。そんな色んな混ざり合った想いが、ただ涙のように溢れ続けた※実際に泣いてもいると思われる)

”君の笑顔かき消して

わずかな希望摘み取り去るよ”

(本当のことを伝えたら、君の笑顔はなくなってしまうだろうから、私の淡い恋心は摘み取ってしまわないといけない)

”あの日夕立は続き

まるで地球は頼りなくって

このまま宇宙(そら)の海に流れ出しそう”

(新しい人と出会った時、夕立は続いてて、二人の人を好きになってしまったことが恐ろしい私は、立っている地面がそのまま崩れていって、雨と一緒に宇宙の海へ全て流してしまいたかった)

・宇宙

そらと読ませて宇宙と表記する。これは地球とかけてあるからだと思います。地球が頼りないから、宇宙まで流れていってしまう。

”きっと忘れられない

大切な日々を過ごしている

幾度激しい雨の中全てが流れても”

(あの夕立の日のように、これから何度も全てを雨に流したいと思う日がくると思う。それでも、今振り返れば、きっと忘れられない大切な日々を過ごしているんだ)

・幾度激しい雨の中全てが流れても

この文が示している箇所は、あの日夕立が続いて、二人の人を好きになってしまい、もう全て投げ出してしまいたくなってしまった時です。

なのでここでは、そういう時が、これから幾度起ころうとも、忘れられない大切な日々を過ごしている、としました。

”夕立の庭で

気づいてしまった事がある

変えること出来ない結末も(みらい)

現世(このよ)にはあること

限られた空間(とき)の中何を残せるだろう”

(実は私ね、もう一つ気づいちゃったことがあるの。新しく出会ったあなたは、前世で恋人同士だった。でも、私はもう結婚している人がいるから、前世でどれだけ深い関係にあろうが、現世では変えることできないこともある。この限られた関係の中であなたに何を残すことができるでしょうか)

・現世(このよ)

この世、と表記されていたものをあえて、現世と記した。そこに意味を持たせる為に持ち出したのが、新しく出会った人は前世で恋人だった、です。そうすると、前世は恋人同士だったけど、現世では変えることができない、につながるかと。

・空間(とき)

限られた空間、というのを、限られた環境に置き換えてみました。彼女はすでに大切な人がいて結婚している、という環境です。その環境のなかで、私はあなたに一体何ができるでしょう、ということで、環境を分かりやすく関係に換えました。

以上!最後までご覧くださりありがとうございました!

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