ねごと「迷宮ラブレター」歌詞の意味を想像しよう!

迷宮ラブレターはどんな音楽?


 

こんにちは、Yです!

今回、歌詞の意味を想像していくのは、、、ねごとの「 迷宮ラブレター」!!


[CD] ねごと/Z OOM(通常盤)

「迷宮ラブレター」はこちらの”Z”oomに収録されています。

冒頭は、聴かせどころから始まるアップテンポな曲調ではじまり、

全体を通してメロディはとても馴染みやすいのですが、

最後に転調し、とても深みのあるメッセージを残していく、そんな歌です。



深みのあるメッセージって?


 

歌詞カードにあえてついている「」書き。

まるでラブレターのようなメッセージを、ここに引用します。

形あるものは消えてしまうから

目に見えている君だけを信じている

枯れた白い花たちが泣こうとも

抱きしめている君だけを愛してる

形は物質だから消えてしまうのは、間違いないですね。

ところが、目に見えている君というのは、どういうことでしょうか?

同じように抱きしめている君というのも、どういうことでしょうか?

 

君というのも物質であり、形あるものだから消えてしまうのに、

と考えると、

その人は、いったいなにを見ているのか、、

そして、その人はいったいなにを抱きしめているのか、、、

 

気になる物語の核心に、せまっていきたいと思います。

 

まずは世界観を想像しよう!


 

聴かせどころの2番目と3番目に世界観をつかむヒントがちりばめられています。

30世紀、何万年先、惑星が変わっても 

に焦がれて止まない愚かな才能

ニュートンとんで予想外

“つまり”リンゴは落ちない

ちっぽけな幸せは蹴飛ばしてハングリー

 

30世紀、何万年先、惑星が変わっても 

に愛想つかせない愚かな才能

火星まで続くエスカレーター

できもしないような空想だ

ピンク色の言葉は、科学的要素がたくさんありますね。

そして、愚かな才能は2回でてきますが、

じつは聴かせどころの1番でもでてきていたので、計3回となります。

次の引用では違いがわかるように、ピンクから色を変えます。

夢に焦がれて止まない愚かな才能

夢に愛想つかせない愚かな才能

夢に焦がれて止まない素晴らしい才能

夢に焦がれて止まなかった愚かな才能は、

いつの日か、夢から愛想つかせないような愚かな才能へと変わり、

最終的には夢から焦がれて止まない素晴らしい才能へと変わりました。

 

そうすると、夢とは素晴らしい科学の才能でつくられた何かだと思います

 

何かってなにがつくられたの!?


 

それでは、つづけて終盤の歌詞をみていきましょう。

涙を失くしても 消せないユートピア

真赤っかの甘い林檎 そっと口づけを

涙が失われるほど泣いても、消せない理想郷があるという意味でしょうか。

そして、赤い林檎をたべるというのは、どこかで聞いたことのあるおとぎ話です。

 

そう、それはおそらく雪姫でしょう。

 

そして最後のフレーズをもう一度考えてみます。

形あるものは消えてしまうから

目に見えている君だけを信じている

枯れたい花たちが泣こうとも

抱きしめている君だけを愛してる

 

枯れた白い花が連想させるのは、死。

そして、白雪姫。

棺にはたくさんの白い花がそえられています。

枯れて垂れ下がった花弁は泣いているようにみえるでしょう。

 

君をなくし、涙は枯れ果てても、君がいたユートピア(理想郷)は消せない。

だから、私はこの林檎を発明した。

形あるものはいつか消えてしまうから、

それなら魂となって、君と同じところへいこう。

枯れた白い花たちは花弁を垂らし、なくなった2人に涙を流しているようだけれど、

私にはこうして目に見えている君がいる世界が真実、

そして今抱きしめている君だけを、愛しているよ。

 

それってハッピーエンドってこと?


 

素敵なラブレターですね。

最後はハッピーエンドにしましたが、いろいろな想像があると思います。

 

これも一つの想像ということでご容赦ください。

そして、みなさんもいろんな想像で自由な音楽を楽しんでください。

※下記より迷宮ラブレターを視聴できます。