ソフロロジー出産をやってみた。

ソフロロジー出産をやってみた。

ソフロロジー出産をやってみました。

と、言ってみるものの、こうして振り返ると、ちゃんとやっていなかったかも。
独学だし、適当だし、ちゃんとやっている人に失礼な気がしてくる。

でも、ソフロロジーの勉強、というか、情報収集はして本当に良かったと思う!

何をもってソフロロジー出産というかはわからないので、ここでは私がやってよかった出産準備として紹介していこうと思う。

・出産を知ること
出産が本当に嫌で、2020年にもなって、なんでまだ股から産んでるんだ、科学の進歩はどうしたんだって、ずっと言っていました。
でもそれは、出産って痛い…だけの知識しかなくて、出産のことを、ネットや講座に出て知っていくうちに、怖いだけではなくなってきました。
赤ちゃんだって頑張っているということや、人体の神秘など。
出産が、ただの怖い出来事だけで、経験せずに終わらず、本当に良かったと思います。
そういう意味では、私のお産はとても良いものになったと思っています。

・出産の流れを正しく理解する
痛い、痛い、と言われる出産ですが、陣痛には波があって、合間に休憩時間があります。
それは、最高に痛いとされる分娩台の時にも、痛みと同じ時間の、休憩があるのです。
ということは、出産の平均が12時間くらいなので、半分の6時間くらいになる。
さらに、陣痛初期は、休憩時間が長いです。10分間も休憩です。
そうすると、痛いのは概算で3時間~4時間くらい。(改めてちゃんと計算します)
しかも、それが一度にくるわけではない。
3時間~4時間をちゃんと耐えられるように、休憩と交互にきてくれます。

それでも、平均12時間なんでしょ、長いよ、長すぎるよ。
妊娠中の私はそう思いました。

なので、時計は持っていきませんでした。

つまんな話を聞いている時に、時計を見ると全然進まないでしょ。
陣痛が全然進まなかったらいやじゃないですか。

陣痛は本当に時間ぴったしにきます。
時計で計れば、来るタイミングが、ドンピシャでわかっちゃうんです。
でも、くるっ、くるっ、って心を乱したくなかったので、痛みがきたら深呼吸していました。
そして、痛みが引けば、通常の呼吸に戻して、体の力を抜く。(これはソフロロジーの呼吸法だそうです)
すると、半分眠っているような状態になるんですよね。
たぶん、良い状態だったと思います。
傍から見れば、頭ぐらぐらしていて、朦朧としている、恐ろしい光景だったと思いますが、本人は体を休めていますし、眠りに近いので、時計の進みは早いし、陣痛の記憶もあまりないんですよね、今。

なので、私がやって良かったポイントは、

・時計を持っていかない(=見ない)
・痛い時は深呼吸、引いたら通常の呼吸に戻す
・体の力を抜く

一つ、体の力を抜くでは、失敗したな~…というのがあります。
体というか、おしりの力を抜かなくて、破水が遅くなっちゃったんですよ。

看護師さんから、うんち出そうになったら、我慢してくださいね、って言われて、
めっちゃ我慢しちゃったんです。

私が我慢していたのは、破水がおしりを押している方で、看護師さんのいううんちっていうのは、分娩台に乗っている時の方だったみたいです、感覚的に。
(初産じゃわからなくて当然!)

看護師さんが懸念していたのは、子宮口が開いていないのに、いきんじゃうと、赤ちゃんが詰まっちゃうから、我慢してね、という意味だったのでしょう。

これもまた初産でわからなかったのですが、いきむって、すごいんですよ。
あの鼻からスイカを出すっていう勢いで、肛門に力を入れる感じに加えて、陣痛の力がないと、赤ちゃん出てきません。
陣痛の力が弱くなってきた時にいきんでも、力が全然入らないんですよ、ほんと人体の神秘。

看護師さんに、ちゃんと相談すれば良かったんですけどね、うんち出そうって。

それで結局、ずっとうんちが気になってて、ちょっとくらいならって、出そうとしたんですよ、そしたら出てきたの、水が。
感覚的には、おしりの穴で風船ガム作って、破裂した感じ。

ちなみに破水したら、めっちゃ楽になりました。(今までとはという意味で)
それまで腰が痛すぎたので。

破水の後は、痛いというよりも、いきみたくて体に力が入るのを、コントロールするのが大変でした。

なぜ破水の後は痛くなかったか。
たぶん痛みは一つしか覚えられないからだと思います。
感覚が鈍るというやつですね。
私の場合は、破水前の陣痛、腰痛が強すぎて、その後の陣痛は鈍っていたんだと思います。

いや~、そうすると痛みのピークは始めの方がいいですね。
後が楽になりますから。

ということで、ポイントというか余談ですが、
そのうんちは、破水かもしれない。ということでした。

最後に、こうして改めて振り返ると、出産の流れをイメージして臨んだので(ソフロロジーイメージトレーニング)、慌てることなく、叫ぶことなく、落ち着いて出産できたのだと思います。
とにかく、赤ちゃんを綺麗に生めて良かった。
ちゃんと酸素を送れて良かった、と思っています。

分娩台ですぐ生まれたのは看護師さんのおかげ

イメージトレーニングは、すきなリラクゼーション音楽に、語りをネットで引っ張てきて、旦那の声で録音してもらいました。

呼吸法もいろいろやってみましたが、実際に使ったのは、痛い時は深呼吸、落ち着いたら通常の呼吸なので、準備はいらなかったかもしれないです。

体操もあるそうですが、役に立ったかどうかの実感はなく、やって良かったとはっきり言えるのは、イメージトレーニングです。

二人目もイメージトレーニングは行おうと思います(^^)