題:HAPPY WEDDING ~Cherry Blossom ver.~
作:宇野木真帆
作品(3行エピソード):零れ桜の中で結ばれる二人。これは終わりではなく始まりだから。リングフィンガーにきらめく桜よ、永遠に。
作品のアピールポイント:人生で一番幸せな日に、桜がはらはら落ちてきました。すると、会場では様々な声があがります。綺麗、花吹雪だ、素敵、という花やぐ言葉もあれば、心苦しい声もあがりました。
もう散るのかぁ、切ないなぁ、儚いなぁ、とこぼれる何気ない言葉は、きっと二人にも届いてしまったことでしょう。
そんな時に新郎が新婦へさらっといった一言。
「これは終わりではなく始まりだから」
そうだ。いつかの嬉しそうに見せてくれた新婦の婚約指輪が、きらきら光る桜の形をしていた。
桜の散り際に悲しさをおぼえることはあるけれど、新婦の薬指にやどる桜はきっと永遠だ。という願いをこめてこの作品をつくりました。
桜の時期のハッピーウェディングの皆様へこの三行エピソードを贈ります。